『大きな槇の木の家」
「大きな槇の木の家」=娘さんご夫婦がプロデュースするご両親のための住宅です。
庭の槇の木と梅ノ木を残して、家族が長く暮らした平屋の住宅を建替えます。
「最近、小さな窓と天窓だけの安全を重視したモデルハウスを見ましたけど、あんなの嫌ですね。窓は大きく開けて、すーーっと庭を見わたせるような開放的な家が好きです。」というお母さんの言葉に共感して、木と漆喰でつくる、軒の出が深い自然な住宅の提案です。
基本設計A案:槇の木のわきをアプローチする案。
大きな土間があって、北に小さな庭を設えるプランです。
基本設計B案:槇の木を庭に囲い込んだ案。
大屋根の2階と居間の吹き抜けを持つ、L型のプランです。
基本設計C案:平屋建てのシンプルな案。
大屋根の中に小屋裏の部屋があるプランです。
陽当たりのよい2階をつくることと家相を大切にして、実施案となりました。
6月17日の地鎮祭を目指して、まもなく実施設計が完了します。