ひのきの香り
福岡市西区で完成した どんぐりの家「こかげ」
外壁に霧島のそとん壁、軒天と床は檜板、内壁は漆喰です.
塗装工事と外構工事は全て建て主さんの手になるもの.
広い檜の軒下の木製デッキが住宅街の静かな通りと向き合っている.
下家の壁は檜板貼り.
東面2階にはダイニングキッチンに朝陽を取り込む大きなはめ殺し窓と
寝室の通気のための小さなすべり出し窓
ロフトの細い引き違い窓が開いている.
4本の檜の柱で支えられた広い軒先は白い檜の板貼り.
ヒノキの板はやはり檜の格子を通って、玄関土間に連続して続いていく.
居間に立つ大黒柱は檜の150角.
ほとんどの内部建具が吊り引戸になっていて、床にはレールがない.
2階の子どもスペースはダイニングの吹抜けやロフトと曖昧につながっていて、
現しの梁には将来用の建具の溝が切ってある.
1/50の模型
各収納の取手のつまみは飛鳥工房製作.