足立山の教会 基礎工事

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遺跡の調査現場みたいですが、「足立山の教会」の土工事が終了して、基礎工事に入る直前の情況です。

基礎から下支持地盤まではラップルコンクリートを打設して、建物の力を地盤に伝えます。

新築教会はほぼ同サイズの既存建物を解体撤去した跡に建てられます。
構造設計をお願いしている高嶋さんから、解体撤去の掘削深度を正確に把握することを求められていました。解体時の施工データを確認して、ラップルコンクリートの深さを施工図にて決定しました。
実際に土工事に取り掛かってみると、既存建物の浄化槽の掘削跡が新築建物の基礎に重なることが分かりました。深さは3メートルほどあります。
この深さを地盤改良する案もありましたが、しっかりとコンクリートを打つことにしました。

「地面の下は後から取り返しがつかない可能性があるので、しっかりやりましょう。」
高嶋さんのアドヴァイスです。

目に見えないところでいくつもの判断が繰り返されてゆきます。


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