福岡

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永林寺保育園 地鎮祭

DATE2018.12.3

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境内のイチョウの葉が落ち始めた12月3日。雨天模様の建設地に白いテントが張られて、

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8人の曹洞宗のお坊さんの般若心境が響く、仏式の厳かな地鎮祭でした。

永林寺保育園 園舎おわかれ会

DATE2018.11.26

44年の間愛されてきた園舎との丁寧なお別れ会に、

子どもたちとたくさんの大人たちが駆けつけました。

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ワークススタッフも長年使われた園舎の部材で、

ブックエンドとバードフィーダー(餌台)をつくるワークショップのお手伝いです。

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みんなでつくったブックエンドとバードフィーダーは、

新しい園舎に来年の秋に持っていきます。

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中庭を持つ木造の保育園

DATE2018.09.21

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飯塚市に計画している木造の保育園です。

模型を使って、保育士さんたちとのワークショップが続いています。

イタリア乳幼児教育学びのツアー③

DATE2018.08.9

遅くなりましたが「イタリア乳幼児教育学びのツアー」第3回目のレポートを書き綴ります。

6月19日(火)午前、ピアッツァ(広場)で週1回ほど開催されるバザーを横目にし、足早にパニッツィ図書館を訪れる。(早起きしなかったことをとても後悔…)

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パニッツィ図書館はイエズス会貴族のための建物をリノベーションしたものです。

ペダゴジスタ(教育学者)と共同して、こどもの動きを考慮し、書架の配置を決め、各空間にコーナーはあるが、行き止まりのないデザインになっています。

館内では、スタッフが読み聴かせをしていたり、こどもが声を出して本を読んでいたり、静かにしなければいけない部屋があったり、日本の図書館とは少し印象が違います。

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ペダゴジスタはレッジョ・エミリア(アプローチ)では重要な役割を担っており、さまざまなところで登場します。また、小児科医とも共同し、こどもの推薦図書を選定したりと、こどもに関わる職業のつながりが顕著に見られます。

パニッツィ図書館では司書の「エリザベッタ」(写真右)が主に対話をしてくれました。

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「図書館は静かな場所でなく、活動の場所」だとエリザベッタは言います。言葉の通り、パニッツィ図書館では多くのイベントを行っています。例として挙げると、

「本を読む楽しみだけでなく、描く楽しみを感じてもらうためにこどもたちが絵本を描き、1冊の本にして図書館に置く」イベントや、

「YVES KLEIN*1のように自分で色を作り、色のレシピを描き、色の名前をつける」イベントなどを行っています。(画質が悪いですがこどもが描いた色のレシピと色の名前)

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このようにパニッツィ図書館ではこどもたちの創造的な可能性を広げる活動を行っています。

「図書館の在り方とはどのようなものか」という私たちの問いにエリザベッタは「こどもと本の接点をつくる場所」と。

また、「本は好きか」という問いに対しては「本は読まない、好きでもない。情熱が本から人にシフトした」とも言っていました。

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パニッツィ図書館はこどもと本との接点つくるという「こどもの創造的な教育」や、人と人との接点をつくる「活動的な場」としての役割をもっていました。

最近の日本でも図書館の在り方が変化している事例など多々あるなと思い、勝手な対抗意識を持ったりした濃密な時間でした。

第4回はレッジョ・エミリアのロスタ・ヌオーヴァ地区で独創的な活動をしているピッツァーニ小学校の保護者団体との対話をお届けします。

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*1 YVES KLEIN – イヴ・クライン。フランスの画家で自ら顔料を開発し、「インターナショナル・クライン・ブルー」と名前のついた青を作りだした人物。

青葉イーストコート歯科・こども歯科

DATE2018.08.7

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イタリア乳幼児教育学びのツアー②

DATE2018.07.17

「イタリア乳幼児教育学びのツアー」第2回目のレポートを書き綴ります。

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6/18(月)、ミラノから1時間半ほど電車に揺られて、モデナという街に。

まずはみんなでアルビネッリ市場で昼食。中世から続く市場らしく、チーズはもちろん、新鮮な野菜、魚、肉、果物など多種多様なものが並んでいます。

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そこから20分ほど移動し、イタリアの建築家「ミケーレ・ジーニ」と対話しました。

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ミケーレはレッジョ・エミリア・アプローチを実践している乳幼児施設のデザインガイドラインを作成した方です。多数の乳幼児施設を設計していて、日本ではオルト保育園(高田馬場)の基本設計を担当。

以下にデザインガイドラインに記載されている乳幼児施設設計における9つの大事な要素を並べます。(あえて訳さず本文そのままで載せます)

・Multisensoriality and soft qualities 

・Atelier 

・Piazza / Central square 

・Kitchen 

・The Archipelago classroom 

・A territory for learning

・Furniture

・Sustainability

・The school as a territorial hub

感覚的なこと、空間そのもの、空間を構成する要素など多岐にわたります。対話では主に上4つを丁寧に語ってもらいました。

「デザインガイドラインを決めても人によって解釈はそれぞれ。大事なところは抑えつつも、施主、設計者によって十人十色の建物ができる」とミケーレは言っていた。(左は通訳の小林さん)

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デザインガイドラインといっても凝り固まった縛りのあるものでなく、とても柔軟性に溢れた可能性を広げるものだと感じました。

今回のツアーで共通するキーワードは「柔軟性」、「可能性」あたりだと思います。これから書き綴るレポートでも要所ごとに感じてもらえるはずなので、頭の片隅に置いて頂けると幸いです。

第3回はレッジョ・エミリアにおいて図書館がどのような役割を担っているかなど、パニッツィ図書館の司書「エリザベッタ」との対話をお届けします。

続く

イタリア乳幼児教育学びのツアー①

DATE2018.07.12

ワークス福岡事務所の井佐子です。

ご縁を頂き、6/16(土)-6/24(日)の9日間、「イタリア乳幼児教育学びのツアー」に参加しました。

イタリアで体験した濃密な9日間のレポートを数回に分けて書き綴っていこうと思います。

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第1回目は研修の全体的な概要について。

イタリアにあるレッジョ・エミリアという街。

ここでは「レッジョ・エミリア・アプローチ」という教育方法が確立され、街全体でこどもの教育に力を入れています。世界的に注目されていて、多くの保育関係者が視察に訪れる街です。

今回はミラノ、レッジョ・エミリアを中心に訪れ、「乳幼児施設」だけでなく、「乳幼児施設の設計者」、「まちの図書館、司書」、「まちの保護者団体」、「教育、芸術専門家」、「カラーデザイナー」など、こどもたちを取り巻く環境を視察し、人々と対話してきました。

研修には保育園経営者、保育園園長先生、保育園主任先生、保育園プロデューサー、デザイナー、建築家など12名が参加。

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この12名で9日間、時間を共有し、さまざまな場所で対話を繰り返しました。

日々を共有していく中で、さまざまな思考、価値観が交わり、濃密な時間を過ごせたので、興味深いレポートを書き綴れると思います。

第2回はオルト保育園(高田馬場)の設計者でもあるイタリアの建築家「ミケーレ・ジーニ」との対話をお届けします。

続く

 

認定こども園 和泉幼稚園

DATE2018.05.17

現園舎の中庭で模型を見ながら、子どもたちが新しい園舎を楽しみにしています。

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(写真は園長先生撮影のものをお借りしました)

江北町永林寺保育園の計画

DATE2018.03.7

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築40年の現園舎の記憶を残して、地形に沿った計画が進んでいます。

認定こども園和泉幼稚園の計画

DATE2018.01.31

幼児棟1階

新しい和泉幼稚園の計画は乳児棟と遊戯棟と幼児棟がそれぞれ分かれています。

乳児棟は「土の家」 小さな子たちの木造平屋でスケールこまやかな園舎です。

遊戯棟は「木の家」 みんなが集まる御堂のような遊戯室にはステンドグラス。

幼児棟は「石の家」 白いアーチで囲まれた煉瓦の中庭があるRC造の園舎です。

上のスケッチは「石の家」の素材の中庭。

妙林苑 現園舎おわかれ会

DATE2018.01.29

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京都北区の妙林苑保育園は創立80年になります。

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現園舎も竣工して42年を迎え、新園舎完成と同時に解体されることになりました。

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今日は粉雪舞い散る中、現園舎お別れ会です。

100人以上の卒園生と在園生とその家族がお別れ会に集いました。

みんなで書いた寄書きと色紙のお飾りは、解体工事のその日まで、

遊戯室を飾ります。

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認定こども園 和泉幼稚園

DATE2018.01.26

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旧園舎での子どもたちの生活の様子の1日観察です。

朝のひと遊びを終えて、それぞれの保育室に向かいます。

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子どもたちみんなにお気に入りの場所があって、

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お気にりの遊びがある。

新しい園舎が子どもたちのお気に入りになるよう設計をがんばっています。