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佐賀江北町永林寺保育園の棟上げ式

DATE2019.08.6

今年最高気温を記録した土曜日、永林寺保育園の上棟式が、屋根工事進行中の遊戯室の中で行われました。

永林寺上棟式

園長先生のお父様住職が祭主で、厳かな読経の声が遊戯室の屋根架構に響きます。

永林寺読経

式の後は、びっくりするような数の地域の人々や子どもたちが集まって盛大な餅まき。

長年地域に貢献してきた曹洞宗永林寺さんと、70年以上地域の子どもたちを見守り

育ててきた永林寺保育園が、みなさんに大切にされていることが伝わってきました。

永林寺餅まき

2000個のお餅と700袋のお菓子の準備も本当に大変だったでしょう。

猛暑の中、園長先生はじめ保育士の先生たちのご苦労に頭が下がります。

永林寺遊戯室

園舎の形も出来上がり、今から建築も外構植栽も仕上げに入っていきます。

永林寺掃除道具

地形を生かした多様な居場所に、子どもたちのうれしい声がひびくのが今から楽しみです。

飯塚市横田保育園 屋根工事完了

DATE2019.08.1

遊戯室の大きな架構が完成しました。

登梁の頂点接合をホームコネクター接合にするか、ボルト接合にするか、現場で議論しましたが、

結局大工さんの提案で、伝統的な仕口とボルトの併用でスッキリ治りました。

横田遊戯室天井

屋根工事は大分の株式会社一原産業さん。

ロの字型の捻られた屋根をスッキリ収めてくれました。

横田屋根

道路に面した正面の形も概ね出来上がりました。

横田正面

鹿島市ことじ保育園

DATE2019.07.26

佐賀県肥前鹿島のことじ保育園の設計が進んでいます。RC造2階建ての園舎の計画です。

ことじ

コンパクトな園舎に中に、子どもたちの多様な保育環境を提案していきます。

永林寺保育園 保育士さん内覧

DATE2019.05.15

幼児棟の棟上げ後、設備工事が進む中で、今日は保育士さんたちに来てもらって、

スイッチ、コンセント、照明・・・設備の位置などをみんなで確認。

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みんなに説明する五光建設現場監督の古場さんと、電気設備工事担当九電工の田中さん。

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仕上り床高さを示す台も準備してもらいました。

台に乗って機器の設置位置と高さを確認します。

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飯塚市横田保育園 建て方がはじまりました

DATE2019.05.10

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横田保育園の基礎工事が終了して、土台敷工事に着手しました。

中庭のあるほとんど平屋の木造園舎は、屋根架構が少し複雑なので、棟上げまでにひと月ほどかかります。

構造設計は熊本の黒岩構造設計事務所の黒岩さん。

楽しみです。

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新しい和泉幼稚園ができました(4)石の家

DATE2019.03.28

「いしのいえ」

青空かがやく中庭と

風そよぐ白いアーチの回廊に

こどもたちはつばさをひろげる

幼児棟中庭

雨がおちる石の家の中庭の床にはレンガタイルと杉の木レンガを貼りました。

幼児棟中庭西陽

西側の園庭に面した開口には三原色のガラスが入っていて、夕陽を受けて輝きます。

幼児棟中庭2階

幼児の保育室もアトリエも、ぐるっと回廊でつながっています。

幼児棟オリーブ文庫

2階の回廊の東には絵本の部屋「オリーブ文庫」があって、保育室からも入ってこられます。

幼児棟南面

石の家の保育室は外側も全部デッキでつながっています。

2階のデッキから手がとどくところに、山口さんが木を植えてくれました。

幼児棟西面時計

西の園庭に向かった外壁面には時計がしつらえてあります。

立体的で木がたくさん植わった森のような園庭は、もうしばらく絶賛工事中です。

新しい和泉幼稚園ができました(3)土の家

DATE2019.03.28

「つちのいえ」

イエスさまが生まれた馬小屋のような

土壁の家で

やさしくはぐくまれて

乳児棟北面

土の家は2歳までの子どもたちのための、軒が低い木造の建物です。

左官の都倉さんがこころをこめて、厚い土の壁を仕上げてくれました。

乳児棟内廊下

土壁の土間の内側にあるヒノキの廊下には床暖房も入っていておもちゃと絵本がならびます。

乳児棟玄関

木の家の玄関には、まあるいつまみが並んだおしたくコーナーがあります。

乳児棟0歳児室

乳児の部屋のまんなかには枝のある柱が立っていて、木の実のような照明がついています。

かどの畳のほふくコーナーからは、おむかえに来るお母さんやお父さんが見えるよ。

新しい和泉幼稚園ができました(1)

DATE2019.03.25

東正面全景

筑後市の幼保連携型認定こども園「和泉幼稚園」の移転建替工事が完了しました。

2017年1月に設計依頼のお話をいただいて、開発許可申請と開発工事を経て、

2018年4月に建築工事に着手しました。園庭の工事はあとひと月ほどかかります。

正面サイン

芝張りの前庭をはさんで、左(南)側に乳児棟=土の家、右(北)側に遊戯棟=木の家、

そして奥(西)側に幼児棟=石の家を分棟して配置しています。広場見返し

それぞれの棟は芝生の周りの三和土(たたき)の土間で、段差なく繋がっています。

木の家の南の建具は全面を解放して、遊戯室と前庭を一体化することができます。

南面外観

土の家の南は小さい子どもたちのための、夏には木陰ができる石組みと芝生の庭です。

設計担当:土の家 坂口舞

     木の家 和田佳奈美

     石の家 石塚思織

監理担当:石塚思織

構造設計:アトリエ742 高嶋謙一郎

設備設計:シード設計社 鶴澄

外構造園:西海園芸 山口陽介 

建築工事:元請 大藪組 (監督)松藤彰信

     電気 アイワ・エンジニアリング 

     水道 牟田商会 

     空調 イクノ冷熱工業  

     家具 三好木工 

     什器 ブランチプラス

     塗装 コウケン

     サイン テツシンデザイン 

     ステンドグラス アントレ         

                                        −続く−

平尾保育園芝張り

DATE2019.03.11

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3月11日いい天気に恵まれて、年長クラスの子どもたちが芝生を貼ります。

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西海園芸の山口さんも東京から駆けつけて指導に当たってくれました。

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2階のデッキからは小さいクラスの子どもたちがにぎやかに応援です。

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あっという間に小さな丘が芝生に包まれました。

みやまの森こども園のうら山が生まれ変わりました

DATE2019.03.4

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長崎県諫早市「みやまの森こども園」のうしろの土地には防空壕の跡がありました。

大きな樹も生えていて藪だった斜面が子どもたちの遊び場に生まれ変わって、

うるの保育園と南ヶ丘保育園の園長先生とご一緒に見学させていただきました。

 

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大きな木の枝からは、長いブランコがぶら下がっています。

ガチャポンプを押すと、左官で作った三段プールに井戸水がたまります。

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三段プールから園庭まではやっぱり左官で作ったウォータースライダー。

みんなで野菜を作る畑もあります。西海園芸山口さんが半年かけて仕上げた仕事です。

保育園を建て替える当初からの、山崎園長先生の構想が次々に実現していきます。

まだまだ続きがありそうです。

筑後市和泉幼稚園の建築工事が進んでいます。

DATE2019.01.15

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現場の足場解体が始まり、「土の家」は都倉さんによる左官の壁がやさしい表情です。

 

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「木の家」のステンドグラスを据付ける位置の床下に聖書が収められました。

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「石の家」の足場も半分外されて、薄化粧をしたコンクリートの壁が夕陽を浴びています。

永林寺保育園 地鎮祭

DATE2018.12.3

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境内のイチョウの葉が落ち始めた12月3日。雨天模様の建設地に白いテントが張られて、

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8人の曹洞宗のお坊さんの般若心境が響く、仏式の厳かな地鎮祭でした。

永林寺保育園 園舎おわかれ会

DATE2018.11.26

44年の間愛されてきた園舎との丁寧なお別れ会に、

子どもたちとたくさんの大人たちが駆けつけました。

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ワークススタッフも長年使われた園舎の部材で、

ブックエンドとバードフィーダー(餌台)をつくるワークショップのお手伝いです。

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みんなでつくったブックエンドとバードフィーダーは、

新しい園舎に来年の秋に持っていきます。

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中庭を持つ木造の保育園

DATE2018.09.21

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飯塚市に計画している木造の保育園です。

模型を使って、保育士さんたちとのワークショップが続いています。

イタリア乳幼児教育学びのツアー③

DATE2018.08.9

遅くなりましたが「イタリア乳幼児教育学びのツアー」第3回目のレポートを書き綴ります。

6月19日(火)午前、ピアッツァ(広場)で週1回ほど開催されるバザーを横目にし、足早にパニッツィ図書館を訪れる。(早起きしなかったことをとても後悔…)

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パニッツィ図書館はイエズス会貴族のための建物をリノベーションしたものです。

ペダゴジスタ(教育学者)と共同して、こどもの動きを考慮し、書架の配置を決め、各空間にコーナーはあるが、行き止まりのないデザインになっています。

館内では、スタッフが読み聴かせをしていたり、こどもが声を出して本を読んでいたり、静かにしなければいけない部屋があったり、日本の図書館とは少し印象が違います。

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ペダゴジスタはレッジョ・エミリア(アプローチ)では重要な役割を担っており、さまざまなところで登場します。また、小児科医とも共同し、こどもの推薦図書を選定したりと、こどもに関わる職業のつながりが顕著に見られます。

パニッツィ図書館では司書の「エリザベッタ」(写真右)が主に対話をしてくれました。

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「図書館は静かな場所でなく、活動の場所」だとエリザベッタは言います。言葉の通り、パニッツィ図書館では多くのイベントを行っています。例として挙げると、

「本を読む楽しみだけでなく、描く楽しみを感じてもらうためにこどもたちが絵本を描き、1冊の本にして図書館に置く」イベントや、

「YVES KLEIN*1のように自分で色を作り、色のレシピを描き、色の名前をつける」イベントなどを行っています。(画質が悪いですがこどもが描いた色のレシピと色の名前)

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このようにパニッツィ図書館ではこどもたちの創造的な可能性を広げる活動を行っています。

「図書館の在り方とはどのようなものか」という私たちの問いにエリザベッタは「こどもと本の接点をつくる場所」と。

また、「本は好きか」という問いに対しては「本は読まない、好きでもない。情熱が本から人にシフトした」とも言っていました。

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パニッツィ図書館はこどもと本との接点つくるという「こどもの創造的な教育」や、人と人との接点をつくる「活動的な場」としての役割をもっていました。

最近の日本でも図書館の在り方が変化している事例など多々あるなと思い、勝手な対抗意識を持ったりした濃密な時間でした。

第4回はレッジョ・エミリアのロスタ・ヌオーヴァ地区で独創的な活動をしているピッツァーニ小学校の保護者団体との対話をお届けします。

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*1 YVES KLEIN – イヴ・クライン。フランスの画家で自ら顔料を開発し、「インターナショナル・クライン・ブルー」と名前のついた青を作りだした人物。

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