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佐賀江北町永林寺保育園の棟上げ式
今年最高気温を記録した土曜日、永林寺保育園の上棟式が、屋根工事進行中の遊戯室の中で行われました。
園長先生のお父様住職が祭主で、厳かな読経の声が遊戯室の屋根架構に響きます。
式の後は、びっくりするような数の地域の人々や子どもたちが集まって盛大な餅まき。
長年地域に貢献してきた曹洞宗永林寺さんと、70年以上地域の子どもたちを見守り
育ててきた永林寺保育園が、みなさんに大切にされていることが伝わってきました。
2000個のお餅と700袋のお菓子の準備も本当に大変だったでしょう。
猛暑の中、園長先生はじめ保育士の先生たちのご苦労に頭が下がります。
園舎の形も出来上がり、今から建築も外構植栽も仕上げに入っていきます。
地形を生かした多様な居場所に、子どもたちのうれしい声がひびくのが今から楽しみです。
新しい和泉幼稚園ができました(4)石の家
「いしのいえ」
青空かがやく中庭と
風そよぐ白いアーチの回廊に
こどもたちはつばさをひろげる
雨がおちる石の家の中庭の床にはレンガタイルと杉の木レンガを貼りました。
西側の園庭に面した開口には三原色のガラスが入っていて、夕陽を受けて輝きます。
幼児の保育室もアトリエも、ぐるっと回廊でつながっています。
2階の回廊の東には絵本の部屋「オリーブ文庫」があって、保育室からも入ってこられます。
石の家の保育室は外側も全部デッキでつながっています。
2階のデッキから手がとどくところに、山口さんが木を植えてくれました。
西の園庭に向かった外壁面には時計がしつらえてあります。
立体的で木がたくさん植わった森のような園庭は、もうしばらく絶賛工事中です。
新しい和泉幼稚園ができました(1)
筑後市の幼保連携型認定こども園「和泉幼稚園」の移転建替工事が完了しました。
2017年1月に設計依頼のお話をいただいて、開発許可申請と開発工事を経て、
2018年4月に建築工事に着手しました。園庭の工事はあとひと月ほどかかります。
芝張りの前庭をはさんで、左(南)側に乳児棟=土の家、右(北)側に遊戯棟=木の家、
それぞれの棟は芝生の周りの三和土(たたき)の土間で、段差なく繋がっています。
木の家の南の建具は全面を解放して、遊戯室と前庭を一体化することができます。
土の家の南は小さい子どもたちのための、夏には木陰ができる石組みと芝生の庭です。
設計担当:土の家 坂口舞
木の家 和田佳奈美
石の家 石塚思織
監理担当:石塚思織
構造設計:アトリエ742 高嶋謙一郎
設備設計:シード設計社 鶴澄
外構造園:西海園芸 山口陽介
建築工事:元請 大藪組 (監督)松藤彰信
電気 アイワ・エンジニアリング
水道 牟田商会
空調 イクノ冷熱工業
家具 三好木工
什器 ブランチプラス
塗装 コウケン
サイン テツシンデザイン
ステンドグラス アントレ
−続く−