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2008年2月11日

子どもの村

「子どもの村福岡」のプロジェクトが具体的な建築を検討する段階に入りました。

土曜日はみんなで計画予定地視察。
来週のミーティングで、各自が自分のコンセプトワークを提案発表する。

その後、斉藤事務所他のメンバーとの合同ワークショップに臨む。

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「うーーーん・・・」
「ほぉーーー・・・」
全員、自分の感想はあまりしゃべらず、それぞれの戦略を頭の中で組み上げている。
計画敷地の最初の印象は、計画の方向性を決定的にしてしまう大きな要素だ。
だから、私も軽々と第一印象をスタッフに語るのを控える。
この印象をもう少しあたためてみて、腑に落ちるところまで考えてみよう。


計画地はビニールハウスに囲まれていて、中には真っ赤なイチゴがなっている。 
おーーい、イチゴ泥棒にまちがわれるよーー!」

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帰り道、潮が大きく引いているのに気づいて、近くの潮干狩りスポットにみんなを案内。

密漁禁止の看板のそばで、道具なしで砂を探ると、アサリがコロコロ出てきた。

でも、2月初旬の海水と海風はとても冷たくて、手が千切れそう。

5分程度で、ハンカチ一杯の収穫に、

手が真っ赤だけどホクホク顔の盗賊と、

部下の働きに御満悦の女頭領と、

一部始終を目撃していた縞縞マフラーの報道カメラマン。


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子どもたちを守る五つの家と、みんなを守る村長の家。

そしてみんながまちと繫がっている。

どんなかたちがあるのかな。

留守番しながら模型を作っている学生君に、

荒戸の”蛸屋”でホクホクたこ焼きを買って帰った。

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