NKSアーキテクツ建築見学会
建築家末廣香織さんからご案内があって、北九州小倉の「志井岡田クリニック・調剤薬局見学会」にみんなで参加しました。
九つのコンクリート打ち放しカマクラの上に、鉄骨造の軽い屋根が一枚フワッと乗っています。
屋根はカマクラとの接点を切り欠かれていて、斜めのコンクリート面に光がサラサラこぼれていきます。
それぞれのカマクラがひとつの機能をもった部屋、その間がサーキュレーション=路地。
高さ2200mmくらいから曲がりながら傾斜する壁のせいで、スケールが押えられ、やわらかく人間的な印象が全体を包む。
薄く白く塗装されたコンクリート面と、真っ白い壁天井と、淡い木調の家具。
こまやかに考え抜かれた構造と品格のあるやさしい配色。
末廣さんの建築はいつも清々しい感じがします。
この妥協のない建築を支える設備設計はシード設計鶴さん。
照明デザインはライトプランの山本さん。
コメント
先日、広告で病院開院のお知らせを見ていて素敵だなあ。と思ったところでした。
ワークスとつながりがあったとは・・・。
Posted by: すくすくの家から | 2008年2月 2日 08:16
このクリニックの設計者末廣香織(♂)さんは舞さんを「日経アーキテクチャー」で紹介してくださったり、とてもお世話になっているイケメン建築家です。
なんと、奥様も美人建築家なのですよ。
Posted by: 村長さん | 2008年2月 4日 19:46