「家具」から「家」を考える
家をつくるとき、どんなことを設計者に話したらいいのか、
お施主さんたちにとっては、みなさん共通の不安のようです。
「なにからお話したらいいですか?」
「こんな小さなことは、まだ話さなくていいですよね?」
など、どんなことを伝えれば、希望の家に近づくことができるのかしら・・・という気持ちが伝わってきます。
でも、ルールなんて、ないんですよね。。。
敷地からのインスピレーションで、ほぼ大枠の形は決まってしまうときもあれば、
セイカツの中のちっちゃなことや家族の癖(?)から、おっきな構想がうまれることもある。
たとえば、家の中におかれる「家具」や「もの」から、家のコンセプトが決まることもある。
来年竣工する、「コトコトの家」。
結婚と同時にオーダーメイドでつくったダイニングセットは、
新しい家の中心に居場所をつくってもらいました。
新しくこの家に参加するのは、ソファではなく一人掛けのリクライニングチェア。
これは、わたしが密かにねらっている一品。。。
同じく来年竣工の、「夕色の家」。
こちらは、一生ものとして新しい家の仲間入りをさせる家具たちを、吟味中。
時間がたつことで味わい深くなる、そんな無垢の素材を探し中。。。
どちらも、どんな「家」にどんな「家具」がおさまるのか・・・
報告は、馬場と花田の日記より!お楽しみに。
*デジカメが壊れて、しばらく絵なしブログです(>_<)