作品集

穂波整形外科
DATE2025.05.8
コンセプト
1979年に父医師が開業した整形外科医院を、42年後に御子息の新井貴之先生が継承し、RC造3階建てのクリニック棟1階部分を診療部門にリニューアル改修した。
中廊下型で手術室を持つ既存診察室の間仕切りを撤去して、大きな待合受付スペースと、広いリハビリ室を持つ、落ち着いた診療空間を計画した。受付から診察室、X線室、リハビリ室の動線を合理化して医師・スタッフが動きやすく、かつ患者さんを見守りやすい構成になっている。
インテリアは既存の窓開口を活かしながら、木のあたたかみを随所に配して、落ち着いた明るい雰囲気。
外観等の改修コストは抑えて、将来の新医院建設予定を見据えているが、リニューアルオープンの1年後、別棟の平家事務所棟の改修を行って、更なるリハビリ部門の増設を図った。
新井先生のお人柄と、充実したリハビリ体制のおかげで、地域の患者さんに喜ばれている。
計画概要
工事名称 | 穂波整形外科 |
所在地 | 福岡県飯塚市太郎丸742 |
敷地面積 | 2017.56㎡ |
延床面積 | 374,64㎡ |
主要構造 | RC造3階建の1階部分 |
工期 | 2021年12月〜2022年3月 |
設計監理 | 設計機構ワークス 坂口佳明/田中精耕 |
施工 | 株式会社春田建設 |
写真 | Blitz studio 石井紀久 |
施主 | 医療法人穂波整形外科医院 |