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2013年9月30日

『みちくさの家』すみごこちレポート

WORKSでインターン中のうめざきです。
今回、こども部屋のリフォームのご相談を受けて
竣工から6年が経つ「みちくさの家」にお邪魔してきました。

大きな道路のわきに植物に囲まれて自然体の姿でそのお家はストンと佇んでいました。
車を停めて、いろいろな木々や草花の間をわくわくしながら玄関に向かいます。
小さな森を歩いているみたいで、ちょっとした探検をしている気分です。
玄関へ向かっていると、お家から奥さんの声がかかりました。
出迎えてくれたのは、とても自然体な奥さん。優しい笑顔に癒されます。
ご家族の雰囲気とお家の雰囲気がとってもマッチしていて感激です。

庭から玄関の中まで続く飛び石がわくわくをお家の中まで連れてきます。
開放的な玄関を通って、リビングへ。

「みんな、いつもここに集まるんですよ。」
わかります。だって何だかここ、とっても落ち着きますもの。
大きな木製の引き戸の向こうに見えるお庭とリビングの一体感がとっても印象的です。
お家の中まで小さな森が続いているみたい。
まだまだ残るヒノキの香りが、心をよりホッとさせます。

奥さんのいちばんのお気に入りもこのリビングだそうです。
リビングからお庭を眺めるお気に入りの時間を大切にしていらっしゃいました。
たしかにここからお庭を眺めたり、その向こうを歩く人々や、
そこを通ってくるお客さんを迎え入れるのは、
都市に住んでいるのを忘れさせるような、ホッとする生活なんだろうなあ。

キッチンを囲むダイニングテーブルに座ってお茶をいただきました。

こんな風に毎日キッチンに立つお母さんを囲んで家族の笑い声が響いている様子が思い浮かぶ、ぎゅっと優しさの濃縮された空間がありました。

2階テラスの木製手すりも奥さんの愛の恩恵を存分に受けていました。綺麗に塗り直されてとってもいい風合いになったテラスは、竣工当時よりも味が出て、ますます魅力的になっています。
奥さんの手塩にかけて育てられて、お家もお庭もこれからますますみんなが道草したくなるような居心地のいい空間になっていく予感がびんびんしました。

お子さんが大きくなって、それぞれの部屋で過ごすようになっても、その都度その都度のご家族の形にあった自然体で柔らかい生活が続いていくことと思います。
こんな風にお施主さんに可愛がってもらえるお家っていいなあ!

私にとっても、とても幸せな気分になって、とっても鼓舞された訪問になりました。

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