１２月２日の日曜日、福岡市アジア美術館にて授賞式が行われました。

審査委員長の坂井先生から「市民の皆さんに選ばれた市民賞が一番ですね」と

声をかけていただきました。

ありがとうございました。

>>作品集【保育園・幼稚園】

平尾保育園が福岡市都市景観賞「市民賞」を受賞しました。

都市景観賞候補の中からみなさんの投票で選ばれるのが「市民賞」です。

木造の園舎で遊ぶ子どもたちの声が、豊かな植栽を通して響いてきます。

４４年間慣れ親しんだ園舎におわかれをする会です。

木造平屋の小さな園舎からたくさんの子どもたちが育っていきました。

たくさんの卒園児がいた昔を懐かしむ人、

卒園したばかりの子どもたち、

しばらく仮園舎で暮らすことになる子どもたちとご父兄、

大勢の人にあたたかく見送られる「おわかれ会」でした。

ブルームーンデザインの中川たくまさんのコーディネートで、

ワークススタッフも、園舎の古材を使ったバードフィード（小鳥の餌台）つくり

ワークショップのお手伝い。

みんなでつくった餌台とブックエンドは新しい園舎と園庭に備え付けます。

締めは長年勤められた保育士さんとご主人による、「永林寺保育園相撲甚句」。

出席者の皆さんの涙を誘う素晴らしい甚句でした。

さあ、これから新園舎の建築が始まります。

数十年後に、今までの園舎と同じように、みんなにあたたかく見守られて、

見送られるような素晴らしい園舎づくりに力を合わせます。

土の家と木の家が棟上し、石の家が２階配筋作業中の和泉幼稚園。

９月２４日は福岡県建築事務所協会主催による現場見学会でした。

久留米工業大学の30人ほどの学生さん、引率の先生、建築士の方々に、

現場の様子を見てもらいました。

低く構えた乳児棟（土の家）の向かいに、背の高い遊戯棟（木の家）の棟上作業が続いています。

手前は１階の配筋型枠作業が進む幼児棟（石の家）の中庭。

８月２日。強い夏の日差しのもと、和泉幼稚園の棟上工事が始まりました。

まず、乳児棟「土の家」から

６月３０日は京都北区の妙林苑保育園のすべての工事が完了して、

新しいお庭での植樹祭に参加しました。

懐かしい園舎があったところが新しい園庭になりました。

山口陽介さんの指導で、卒園生によるどんぐりの木の植樹をします。

園児みんなで植えた芝生の片隅に小さなコナラが植え付けられました。

そして、避難階段の下の洞穴がやっぱりみんなの人気者。

永林寺保育園さんの建築計画の打ち合わせを終えて、

「青い月」の中川さんと一緒に、

永林寺「檀信徒の間」での食事会にお呼ばれしました。

地域づくりに心を寄せるみなさんが、遙山先生の声がけで、

料理やお酒を持ち寄って、それはそれは楽しい食事会です。

新しい保育園は居心地のよい子どもの保育環境つくりであると同時に、

江北町と佐賀のまちを創っていく新しい拠点であることを実感しました。

次の機会には、私たちもお酒を担いで参ります。

既存園舎がある平地部分に、乳児の部屋、先生の部屋、ランチルーム、キッチンが並び、

４mのレベル差がある中庭を挟んで、幼児棟と素材のアトリエが建ちます。