なにもないところから「かたち」を発想するためには、
たくさんのいいものを見て、いろんな人の考え方を知っておく必要があります。
発想したものを図面にするためにたくさんの専門家の助言や商品知識も大切です。
設計が出来上がると、今後はそれを実現するため「つくり手」に想いを伝えます。
たくさんの「つくり手」に助けられ、自分たちの発想は「かたち」となっていくのです。
そしてなにより、その「かたち」がクライアントにとってどんなにすばらしいものなのかをクライアントをはじめプロジェクトに参加する全員に伝え、困難を乗りこえながら「いいものをつくる」といいう軸がぶれないように、プロジェクトを最後まで完遂すること。
それが建築家のしごとです。
・どんな小さな仕事でも責任もって最後迄やりとげるということを
こころがけて下さい。
・どんな小さな仕事でも、自分がそれをすることの意味について
常にたちもどって考えてみて下さい。
・どんな小さな仕事でも、それをつくること自体が目的ではなく
それをつくることでどんな可能性が広がるのか思い描いてみて下さい。
・どんな小さな違和感でも「なんだかちがう」と思ったら立ち止まる勇気を!
そしてなにが違うのか声に出して言ってみて。
・デザインの力でなにかがすこしずついい方向にむかうと信じて!
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