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2008年02月20日

コトコトのまなざし

「コトコトの家」はふつうの形をしています。

道路に面する東面は、総2階の白い切妻。そとん壁の櫛目引き仕上。

屋根は4寸9分の勾配。ガルバリウム鋼板平葺き。

切り妻の白壁の前に、一本の植栽。まだ細い株立ちのナツハゼ

北側お隣のアプローチにある槇の木が応援しています。

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1階の土間には木製の家具。

ガラスのはまった棚と、丸いテーブルと、3脚の椅子。

建て主さまのご要望は、この3つのお気に入りの家具を置いて、映える家。

それだけでした。


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横に櫛目がつけられた白壁にはふたつの小さな開口。300角のすべりだし窓。

1階土間と2階寝室から坂道の様子が伺えます。

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南面の中央には1階から2階まで通しの木製格子。

格子の内側には眺めのよい洗面室と浴室が配置されて。

格子の前にはシマトネリコが一株植えられました。

この樹は水分をたくさん要求する樹だそうです。

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キッチンを中心にしたかわいい家ができました。

奥様のまな板をきざむ音が聞こえてきます。


設計監理は坂口舞と馬場小葉紅のコンビです。

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