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2007年10月27日

宇宙船と・・・

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今宿の先の「中間」(チュウカン?)というバス停に、有名な医院建築があります。

建築家葉祥栄さんの作品で30年ほど前の建物ですが、今まさに飛び出そうとする宇宙船のように芝生の丘に、銀色に輝きながら停泊していました。
バス停のベンチには布の座布団が置いてあって、あの船に搭乗したのは、おばあさんなのかもしれない。

その奥に白いきれいな歯科医院が建っていました。

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こちらも宇宙船と同じように、芝生の上の細いスロープを登って、入り口にアプローチします。

宇宙船の出発を見送る送迎デッキのようにも見えます。
どなたの設計なのでしょう?

Cafe & Cake

中川たくまさんの「写真とことば展」が見たくて、小葉紅さんと一緒に博多区御供所東長寺そばのCafe Caminoを訪ねました。

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Cafe Caminoのガラス窓に呆然と立ち尽くしているのは、本日定休日のサインを見つけた小葉紅さん。

そういえば、先週南島原に行く途中の諫早で、うなぎの老舗「福田屋」を瀬野さんに紹介しようと、立ち寄ったら、「本日定休日」でした。

もともと村長は行き止まりに遭遇する名人でしたが、最近は本日定休日に行き当たるというレパートリーが増えたようです。

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その数日後、藤匠住宅の藤松さんと、大名1丁目の焼鳥「益子」に。
ここの焼鳥はやわらかくてうまい!
みんなはフルコース。村長はハーフコース。
最後にみんなはソボロ丼でシメ。村長はソボロ丼お持ち帰り。

2次会は、も少し飲みたそうな藤松さんを引きずって、春吉のセブンイレブンの前のまちかどにあるカフェへ。
ハートや木の葉の模様のカフェラテに、またまたムスメさんとオジサマたちは盛り上がって、話の花が咲きました。

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10月は小葉紅どんと村長さんの御誕生日月。
城戸たかし君が大名2丁目のここも美味しいと評判の菓子店「ジャック」のバースデーケーキを買ってきてくれました。

タカシくんありがとう。

2007年10月22日

秋の筌の口温泉

めっきり涼しくなりました。
この季節になると、筌の口温泉の露天風呂に行きたくなります。

すぐ近くに大吊橋ができて、とても車が渋滞するようになりました。
少し不便になりましたが、露天風呂を覆う落葉樹たちがさまざまに変化してゆくこの時期を逃す手はありません。
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縁の石組みに頭を預けて、手足の力を抜いて、見上げた青空に、透ける紅葉の葉が風に揺らいでいます。
この緑の葉が日ごとに赤や黄色に染まってゆきます。
訪れるたびにその表情を変える雑木林に包まれて、赤いお湯の中で至福のひと時です。

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ここのお湯はもちろん飲用可能で、鉄分を含んで甘酸っぱい味がします。
胃腸に良いのだそうです。

同じように竹で引いてある湧き清水も冷たく美味しく、温泉と清水をペットボトルに詰めて帰ります。

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2007年10月17日

島原の整形外科医院の棟上

南島原市の島原鉄道有家駅のすぐそばに、木造平屋建ての小峰整形外科医院の建築工事が進んでいます。かつて大噴火した普賢岳がすぐ近くで見下ろしています。
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瀬野和広さんデザイン、末松信吾さん構造設計の木架構は清々しく軽やかでした。
使用木材は全て120角のカナダ栂。
120×120×4000の木材をフルに使いきって、6mスパンの診療リハビリ空間を実現しています。
この木架構を最大限に生かしたインテリアデザインがなされています。

120角の栂に、軽やかなスチールの補強です。
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久しぶりに棟上の飾りを見ました。
近所から子どもたちがスーパーの袋を持って駆けつけてきます。
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大工さんが建物の4隅に置く飾りもちを持って、いとも軽やかに軒の上を歩いていきます。
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施主の小峰先生と瀬野さんと棟梁さんたちが力いっぱいもちをまきます。
村長ももちを拾って、ポケットにしこたま詰め込みました。
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沖縄名護から駆けつけた構造の末松さんは棟が上がって、構造i家の仕事は一段落。
これからは意匠、設備、照明などの課題を解決しながら、現場監理が進んでいきます。
末松さんの横で柏手を打っているのはプロトハウスの牟田さん。
この建物のサイン計画を担当します。
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秋らしい青空がどこまでも広がる、心地よい一日でした。

2007年10月11日

福岡県宇美町の新しい図書館

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友人の森浩さんの案内で、完成したばかりの宇美町の図書館を見学しました。

川と道路に面して、2階のキャンティレバー集会室の下につくりだされた「プラットフォーム」が、既存の施設と新図書館を繋いでいます。

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集会室ユニットを2階にホバリング(森浩談)させて、1階を大きな広場のようにしたかった。
大きな広場で町の人や子どもたちが好きな本に出会うイメージだそうです。
黒い全面板張りの床と白い布張りのオシリのような天井の間に、シンプルな白木の書架が並んでいます。

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書架にも図書閲覧スペースにも学習スペースにも壁がほとんどなくて、天井の高い大きな空間には柱がなくて、森さんの設計意図どおり、あたかも、屋外で本を読んでいる感覚です。

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一緒に見学した塚本さんは、公共建築がガラス張りになっていること。
利用者やスタッフの活動がみんな見えるようになっていること。
宇美図書館の透明性と開放性を高く評価していました。

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ワークスの女性スタッフの共通した感想は「カワイイ!?」でした。
オジサンにはなかなか理解できない、意味の深い感想です。

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この図書館のように建築的にも質が高く、利用者の視点でつくられた公共建築が増えることはうれしいものです。
森さんのネライは建築単体のデザインでなく、この図書館から多様な活動が町中に拡張していくことなのだと感じました。
ぜひ、粕屋郡に行かれた折には、立ち寄ってみてください。

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2007年10月04日

二人のCollaboration

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福岡市薬院にあるM社のキッチンショールームがリニューアルオープンしました。
M社企画及びフロントスタッフ、WORKS坂口舞、CASE山本容子のCollaborationです。
一つ一つのキッチンがきちんと生活感のあるシーンを表現して、フロントスタッフが自信を持って、お客様に自社製品を説明できるショールームが完成したようです。
覗いてみてください。