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2007年07月06日

下関

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下関市役所のそばに見つけた建物です。
凝った屋根の下に、ひとつだけ特徴的にパンチングされたな側面の大きな壁が目を惹きました。

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正面は劇的な立面です。
佐世保の親和銀行本店を設計した建築家白井成一の流れを引くデザインでしょう。
自信に溢れた強い建築デザインの建物に出会えるのはうれしいものです。
ファサード3層分を飾る縦の格子は、30mmほどの丸く削った木を真鍮の金物で継いでいました。
圧倒的でボリュームのある外観デザインを、緻密な詳細デザインが支えています。

全体と細部、集中と余白、遮蔽と透過、素材のつきつけと分節・・・

建築がさまざまな寸法の決定によって成り立っていること。

建築家は建築各部の寸法を決定する職人であることを思います。

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下関に行ったのは、次女のバレー発表会を観る妻に強制連行されたもの。
お駄賃にジャケットを買ってもらいました。

コメント

初めまして。

下から見上げたファサードの写真をパッと見た瞬間、
「k沼さん?!」と思いました。
そして続きを読むと、やはり、そう思われたのだと知って、ますますうれしくなりました!

「自信に溢れた強い建築デザインの建物に出会えるのはうれしいものです」
本当にそう思います。


とても素敵なブログですね。(^^)


初めまして、miezoさん。

レス遅れてごめんなさい。

通りがかった町で素敵な建築に偶然出会えるのははうれしいものですね。

またお立ち寄りください。

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